妊娠6週:恐怖の黄色い点滴
5月21日(水曜日)
入院して一週間になった。
退院できる気配はなく、まだ食事も出来ない。
止血剤を錠剤でもらっているが食事をしていないので飲むことができない。
今日から点滴で薬を入れることになった。
黄色い液体(トランサミンというらしい)で点滴をはじめると気持ちが悪くなり、
点滴をしている間ずっと吐き続けた。
つわりに加え、薬の副作用である吐き気は本当につらい。
吐きすぎて胃液もなくなり、点滴をしている黄色い液体を吐く。
これで点滴の意味があるのだろうか。
点滴で体内に入ってきた液体を吐いているだけだ。
つらくてつらくて涙が出てくる。
いつまで、こんなことを続けなければならないのだろう。
妊娠6週:精神不安定な双子妊婦
大部屋は、とにかく最悪だ。
道路の音と面会者の多さは耐えがたい。
食事のニオイだけでも吐いている私にとって、
面会者が持ってくるお菓子やケーキのニオイの中では生きていけない。
包み紙を開く音がして、甘い臭いがぷ~んとしてくると、
うっ!っと吐き気が。
つらくて涙が出た。
誰か助けて~おえっ!
また吐いてしまった。
こんなことが続くなら、
部屋を移りたいと真剣に思った。
私のわがままかもしれないけど、
どうしても耐えられない。
今日、夫が来たら相談してみるつもり。
妊娠6週:水だけで生きてる
少しずつ水を飲んでもいいことになった。(一日250ml程度)
私は本当に水分だけで生きている。
ご飯を食べないで何週間も過ごしたことはない。
生まれてはじめての経験。
人間にとって、栄養とはなんだろう…もしかして栄養なしでも生きられる?
暇だから、そんなことまで考えてしまう。
そして今日になって部屋が移動になった。
3人部屋から5人部屋へ。
突然のことで驚いて何が起こっているのかわからなかった。
狭い部屋に無理矢理5つベッドを入れた感じの部屋で、空気も悪く落ち着かない。
1階で道路側なので、車の音が気になり眠ることができなかった。
今日は土曜日で面会者も多く、うるさかった 。
こんな些細なことが、気になってイライラしてしまう。
これもホルモンの影響なんだろうか。
それとも私は、短気な人間なんだろうか。
これからママになるというのに、こんなことで大丈夫?
いろいろなことが心配になってくる。
妊娠6週:寝てばっかり
5月18日(日曜日)
私の両親が、ほぼ毎日来てくれる。
来てもらっても、具合が悪くて相手も出来ず、
洗濯物を渡すばかりで申し訳ないと思う。
相変わらず絶食で、一日に何時間も寝てばかりいる…
というか寝ること以外やることがない。
15時間で1000円のテレビが頭上についているが、
具合が悪いとテレビを見る気にもならない 。
看護士さんが
「本を同じ姿勢で読んでいるとお腹が張ってきますからね。ほどほどに…」
と私に言った。
「本を読む余裕があると思いますか?」と言ってやりたかった。
テレビも見れないのに。くだらないことでイライラ。
今までの私の人生において、
こんなに何もしないで寝ていることがあっただろうか。
寝ているだけって、つらいよ。
今まで知らなかった。
妊娠悪阻(つわり)とは
つわり(悪阻)とは、
「妊婦特有の症状」であり妊娠初期に起こる吐き気と嘔吐のことを指し、
通常妊娠3、4カ月ほどで自然に直ることが多い。
往事妊娠中毒症に分類されていたが、
現在では生死にかかわる症状とは考えられていない。
重症の場合はWernicke脳症の発症を予防するために、
補液やビタミン剤補給などによる治療が必要となる。
原因は、
ホルモンの一種であるHCGが関係しているといわれているが、
HCG自体がどのような作用をして、つわりを起こすかは、まだ解明されておらず、
妊娠で体質がアルカリ性から酸性に変わる為、
との説があるが医学的には立証にいたっていない。
つわりの症状は心理的な要因にも大きく左右されるものとみられ、
好物だけでもよいので食事の摂取に心がけ、
身の回りから自分の嫌いなものを遠ざけたり、
ストレスのたまらない生活を送ることよいとされる。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
妊娠6週:点滴だけで絶食
5月17日(土曜日)
何も食べなくて良いので気持ちは楽になった。
もう自分だけの体ではない。
ちゃんと栄養を取らないと・・・と思うと辛くなって泣けてきた。
でも、院長先生が回診にきてくださり、
「食べなくても赤ちゃんには栄養が届いているのよ」と教えてくれた。
なんだかホッとした。点滴の栄養のおかげで、私も子供も救われている。
気持ちが悪いということ以外、
自分が妊娠しているという自覚がないので、
「赤ちゃん大丈夫かな・・・」と不安になる。
わずかだけれど、時々出血もある。
こんなことも、妊娠初期にはよくある話らしい。
病院の設備は古くて最悪だけれど、
スタッフの方々は皆とても親切で感じが良い。
もう少し、設備が良ければ、ここで出産してもいいのになぁ…
最初は病院選びも慎重になってしまう。
妊娠6週:妊娠悪阻で点滴
5月16日(金曜日)
入院して、点滴のみの生活が始まった。
部屋は3人部屋を2人で使用。
午前7時・昼12時・午後6時の計3回、他の人には食事が配られる。
この食事のニオイが耐えられない。
部屋に充満する食べ物のニオイで、吐きそうになる。
病院内の空気も悪く、乾燥しているので喉が乾く。でも水分を取ってはいけない。
点滴のせいでトイレには行きたくなり、起き上がる。
そしてトイレに行くと、そのニオイでまた吐きそうになり、死にそうになって戻ってくる。
病院内の全てのニオイが気になる。
シーツ、毛布、カーテンのニオイまで敏感に感じてしまう。
本当に最悪。
妊娠するまで、こんな生活が待っているとは想像もできなかった。
今日は、かなり凹んだよ。
赤ちゃん、ごめんね。
妊娠6週:つわり(妊娠悪阻)で入院
5月15日(木曜日)
この1週間くらい、気持ちが悪くて動けなくなった。
とにかく何も食べれない、何も飲めない。
それなのに、吐きまくり。
吐き気がおさまらず、なぜか出血もしているので、病院へ行くことにした。
一人では動けないので、やっとの思いで実家に電話。
両親が車で駆けつけてくれた。それなのに鍵も開けられない最悪な状態。
まだ出産する病院も決めてないんだよ・・・
双子妊婦の場合、小児科がついている病院がいいと聞いたので、
近くの産婦人科小児科病院にした。
移動中の車の中でも吐き気はおさまらず、
わずか10分程度の距離だったのに、数時間にも感じた。
おまけに病院は、とても混んでいて、
待ち時間中も気持ちが悪くて座っていられないほどだった。
ゲロ袋手放せず・・・
(OL時代もこんなことあったな~と思い出しながら)
看護士さんがそんな私に気付き、別室へ案内させてくれた。
白衣の天使だわ~♪ 助かった~♪
とにかく動けないので、ベッドに横になりながら問診を受けた。
私はそのまま横になり、診察の順番が来たら呼んでもらうことになった。
人前で吐かなくていいだけ気がラク。
やっと診察の順番がまわってきて、車イスで移動。
尿検査と血液検査、エコーの結果、赤ちゃんに異常はなかった。
出血も流産とは関係なく、エコーでは元気に動く心臓を見ることが出来た。
よかった~心配だったんだよね。
しかし、検査の結果、
私は脱水症状がひどく、血はドロドロになり危険な状態と言われた。
尿中にケトン体という物質が出ていて即入院となった。
先生に言われて気がついたが、
一日のうちで吐くこと以外、トイレに行くことはなかった。
入院中は、点滴のみで水分と栄養分をとることになった。
(一日に500mlの点滴を4本も打つんだって~)
最低一週間は絶食、
そしてトイレ・洗面以外はベッドで寝ていることになった。
どうせ食べられないし、水も飲めないので、
寝ているだけでいいと思うと気持ちが楽になった。
まさか入院するとは思わなかったなぁ。何も用意してないよ。
後で必要なものは、夫か実母が持ってきてくれることになり、
私は部屋に案内された。
妊娠5週:胎嚢(たいのう)確認
5月6日(火曜日)
朝から気分が悪い。
これが「つわり」なのだろうか。午後一番で、病院へ行ってみる。
遠出をしたり、温泉に入ったり、風邪をひいたりと、
妊婦としてあってはならない行動が続いたため心配だった。
でも、ちゃんと妊娠反応も出ていて、
エコーで胎嚢(たいのう)が確認できた。
胎嚢とは、赤ちゃんが入っている袋のこと。小さい丸なんだけどね。
![]()
これが私の場合は二つ確認。つまり二卵性ってこと?
エコー写真も二枚下さいました。
袋の中に、ちゃんと胎児が入っているかどうかは、まだ確認できないんだって。
それぞれの袋の中に赤ちゃんが二人とも入っているかどうか確認できるまで、
もう少し時間がかかるということだった。
私「先生、とにかく気持ちが悪くて、何もできないんです…」
先生「つわりですからね~^^」
私「どうしたらいいんですか…」
先生「妊娠が順調な証拠なんですよ^^」
やっぱり、つわりなんだぁ!
そうだよね、この気分の悪さって普通じゃないよ。
これが「つわり」なんだ!とわかっただけで、なんだかスッキリした。
妊娠5週目:妊婦は温泉大丈夫なの?
5月5日(月曜日)こどもの日
引き続き、夫の実家に帰省中。
こんなに具合が悪いのに、ゴールデンウィークも何もあったもんじゃない!
気持ち悪いし、体はだるいし、引きこもり状態。
これって、風邪なのかな?つわりなのかな?
経験ないから、わからないよ。
妊娠したというのに風邪気味でいいわけ?
赤ちゃんに影響はないわけ?
と、いろいろな心配が頭をよぎる。
それとも妊娠すると、こんな体調になるのかな?
何もする気が起きないから、ボーっと過ごす。
今日は、みんなで温泉に行くことになっていたので、
山道を走り、車酔いをしてしまった。
(キャンセルできないの~と泣きたくなった)
乗り物には強いほうなのに。
とにかく気持ち悪くて、吐きそうな状態が続いている。
義母が心配して、何度も車をとめてくれた。
う~ん、ダメみたい。車の臭いも気になる。
今まで気になったことないのに…
もう、温泉どころじゃないってば!
だいたい妊婦が温泉入っていいわけ?お風呂がないから入るけど。
入った後に気がついたんだけど、
温泉の注意書きに「妊娠中の方はご遠慮ください」って書いてあるじゃん。
早く言ってよ!
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